【工房】スタディも終盤

| 2009/10/06

こんにちは、内田です。



仮設工房の設計もいよいよ終盤戦を迎えています。
アイデアスタディを終えて、施工面での具体的な設計を始めています。

今回の仮設工房において、最も重要と考えているのが水平な床面を作ること。
ものづくりの舞台として、水平かつ平滑な床面を作ることが大切と考えました。
一方で最も難しいと感じているのは、工期・人数・工費です。
実務ならではというか、学校ではあり得ない制約が一番難しく、一番やりがいを感じています。

当初はコンクリートを打って床面を作る予定でしたが、敷地の勾配が予想以上に大きく、
これだけ広範囲の敷地をコンクリートだけで仕上げるのは、経済的にも施工精度的にも、
かなり厳しいのではないかと判断しました。

早急に代替案を考えて、床面は木製にすることでスタディを進めています。
土台を組み束で調整することで、とりあえずは地盤面の形状を無視できます。
さらに、木製の床面はコンクリートに比べてやわらかく、万が一刃物などを落としたときも刃をこぼす心配もありません。
何より、ホヅプロらしさを出せます☆

安全を確保しながら、出来るだけ簡単に安く精度の高い床面を作るための土台の組み方を考えて、
次回の現地作業時に亨さんに確認していただく予定です。


内田