【テント2】第2期目寝どこプレゼン

| 2007/11/07

現在製作中の2棟の寝どこの完成もいよいよ近づいてきました。

今日は来年度作成する第2期目の寝どこのプレゼンテーションが行われましたので、早速その様子をご報告します!!


まずは模型が披露され、会場内の興奮度が一気に上がりました!!
いよいよプレゼンの始まりです。


1組目はアーキテクトタイタンのプレゼンからです。
鳥居を並べたような高床式の寝どこに穂積夫妻も興味津々のご様子☆


ホヅプロメンバーのほか大学のゼミ生も見学に来ていました。
初めて見るプロのプレゼンを食い入るように見入る姿が印象的でした☆


「ホヅツツ」と名づけられたタイタン棟。

単純な構造の連続によって短辺方向の全面開口が作り出されています。この大開口により、就寝以外の時間は内と外が緩やかにつながった空間で過ごすことができます。施工の明快さに加えて、周辺状況に応じた魅力的な寝どこの使い方を提案して下さいました。また、ほぼ全ての材料が穂積製材所内の在庫材で施工できるというとってもエコなタイタン棟です♪



続いてドットアーキテクツのプレゼンです。
タイタンの皆様、視察で来られた博報堂の方々、見学の大学生、全員が建築家の話に聞き入っています☆


鉈で木を剥いで作る「へぎ板」という材料を使うドット棟。
精巧に作られた模型を見ると、その全体像を簡単に理解することが出来ます♪


今回のプレゼンにはなんと博報堂の方々も東京から視察に来られました!!
(写真が後ろ姿で申し訳ありません・・・↓)
図面に見入るお2人の目にホヅプロはどのように映ったのでしょうか…。


ドット棟のプレゼンも無事に終わり、会場はまた和やかな雰囲気に。

これまでの寝どこの中では、最もインパクトのある見た目とカタチを持ったドット棟。
へぎ板が魚鱗のように並んだ壁は、木を使ったものづくりが寝どこをつくる過程から体験できるようにと考えられたものです。圧倒的なインパクトとは裏腹に(??)ものづくりという教育的観点も考えられたドット棟です♪





最後に第1回ホヅプロで解体した納屋の跡地につくる広場のプレゼンも行われました。
この広場はstudio-Lの山崎先生を中心にホヅプロに参加している建築系の大学生によって設計されました☆

ホヅプロが始まって約半年。穂積製材所の様子もどんどんと変わってきました。穂積製材所の中心に位置するこの広場が、ホヅプロメンバーだけでなく島ヶ原の人々にも愛される広場になってほしいと思います。また今後はこの広場を舞台に島ヶ原の人々とホヅプロとの絆をもっと深めていければと考えています☆


広場のプレゼンで使った模型を夢の道まで自慢しに行くシマシマの少年(杉浦佑くん)。
普段は大学生ですから、施主を前にしたプレゼンはもちろん初めて。頑張って作りました☆


タイタン棟(左)とドット棟(右)の建築模型。

第2期の寝どこはともに、空間の使われ方に加えて施工のプロセスが重視されています☆ホヅプロで作っていくこと自体が楽しい寝どこたちです。

第2期の寝どこの設計は来春からスタートの予定です☆今から待ち遠しいですね!!
第2期の寝どこづくりもがんばっていきましょう!!

内田