【広場】哀愁の街に雪が降るのだ。

| 2008/02/09

17日の竣工を前に、予定では明日で塗装以外の全ての作業が済むはずなのだが…。

3連休初日の今日、島ヶ原は記録的な大雪のため、作業が全く出来ない。


仕方が無いので、カッチカチに凍結した路面をノロノロ走って、昼下がりのやぶっちゃへ。

雪見風呂なるものを人生初体験。

お約束で雪だるまを作る。

すぐに飽きて、雪を風呂に溶かして遊ぶ。

やりすぎると湯がぬるくなることを、身をもって学ぶ。

体が火照ってくると、雪玉を作ってぶつけ合う。

下半身は風呂に浸かりながらの、なんとも横着な雪合戦で盛り上がる。

女湯からはやおとチャキの奇声が聞こえてくる。

雪が周囲の音を消しているせいか、単に客がいないせいか、
アホな声がアホみたいに響きわたっている。

腹が立ってきたので、右手に持った大きな雪玉を隣の風呂に投げ込もうと企む。

あまりに非人道的な無差別空爆であると気づき、風呂に溶かす。

またぬるくなる。


雪に包まれた島ヶ原は、おおよそ我々の知る三重県の風景ではなく、テレビで見る北国そのもの。

雪で消えかかった道を走りながら、とても遠くに来てしまったような錯覚に襲われる。

夕方からさらに雪の勢いが増すと知り、今日は早めに家路に着くことに。

上野の町で少しの酒と大量のチキンを買い込む。

この道を何度通っただろうか。

知らぬ間に随分と道に詳しくなっている自分に気づく。

この現場もあと1週間。今夜は景気づけのささやかな宴である。

内田








いやいや、何で大雪の写真ないねん!!

いやいや、ちゃうねん、ちゃうねん。

めっさ撮る気はあってん!!

撮る気の塊やってん!!

けど、そこにカメラさんがいてはれへんかってんなぁ…。

事務所でボクらの帰りを待ってはったんやなぁ…。

ボ、ボ、ボ、ボンボクラーーーーーーーーーーーッ!!

内田